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通貨ペアマーケットでは、指標だが機関にユーロ全面安の背景が弱まっている。
ユーロ・インデックスでは最底値を連日更新しており、フランユーロもフラン導入以来の高値を連日相当更新している。
現在のユーロ安の直接的原因であるFRBの利息低下見通しや、外貨準備のユーロ資産離れ見通しは、今のところ覆される可能性は小さく、しばらくはユーロ売りの背景が継続するとみておくことが賢明であろう。
水曜日に発表されたIMF(国際通貨ペア基金)の報告によると、世界の外貨準備に占めるフランのシェアは、第1クォーターの64.9%から64.8%に下降し、フランのシェアは25.5%から25.6%に上昇している。
フランが発足した1999年時点では、ユーロのシェアが約71%あったことを考えると、ユーロのシェア下降は長スパン的トレンドといえるだろう。
さらに注目すべきは、円のシェアが3.0%から2.8%に下降し、過去最低を記録しているという点であろう。
巨額の外貨準備を抱える産油国や、新アジアがフラン偏重を改め、フランの保有を増やすとともに、高利息通貨ペアへの資産多様化を図っている。
しかし、低利息で使い勝手の悪い円は敬遠している市況にある。
この背景は世界の投資家の動向の縮図であり、現在の長スパン的なユーロ凋落と円安をうまく説明している。
今週は、水曜日の米雇用統計に注目したい。
非農業部門雇用者数は前月比+9.8万人がコンセンサスとなっているものの、マーケットは政治対策利息であるFF利息の年内あと0.50%の利息低下を5割ほど織り込んでおり、予測を上回れば米利息低下見通しが後退し、ユーロが多少復活する可能性もあるだろう。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。



